「AI時代の人生戦略」を読みました
ローソンに置いてある自己啓発系本棚の中でこの本が気になり手にとってみた。
恥ずかしいことに立ち読みで完読してしまったわけだが、とても面白く科学に対してズブの素人である我々がどのようなスタンスで最先端のテクノロジーに触れていけば良いのかが示されていた。
著者の成毛眞氏は日本マイクロソフトの社長を務めるなどとてもすごい経歴の持ち主だ。
そんな著者が勧めるのがSTEAMの学習である。
STEAMとはSTEMと呼ばれるScience, Technology, Engineering and Mathematics
Science(科学)
Technology(技術)
Engineering(工学)
Mathematics(数学)
に
Art(芸術)
を足したものである。
STEMについてはWikipediaに詳しく書いてあるのでそちらを読んで欲しい。
すごく簡単に言うと日本でいうところの理系に分野を勉強しなさいということである。
ただいきなり勉強しなさいと言われても俺なんてただの高卒社会人だし、その高校も地域の公立高校でも下から数えたほうが早いような工業高校を卒業している。
そんな人達にいきなり数学の勉強を始めなさいと言っても難しい話である。
そこで筆者が述べているのは数学をいきなり勉強し始めるのではなく最先端のテクノロジーに触れなさいということだった。
例えばPS4をプレイして最先端のCGはどうなっているのかや、VRのゲームはどんなか。
多くのIT企業の創設者達はSF小説に心を震わせそれを夢見たのかどうかはわからないが、それに並ぶようなシステムを作り上げているのである。
次の時代を作る人達は最先端のテレビゲームをプレイしている人たちかもしれない。
更に遅れている人で例えばガラケーを未だに使っているような人はスマートフォンを使って様々な便利な機能を使いテクノロジーに触れなさいということだった。
GoogleMapを使った時に当然のようにGPS信号を受信しているのだけれど、こういったことに興味を持って調べて見るような完成を磨きなさいだとかが書かれていた。
そういったテクノロジーに触れていれば自分の仕事に応用することができるかもしれない。
触れていなければ絶対にありえないが触れていれば少しでも可能性があるのだと。